中国メーカーZTEは、画面下インカメラ(Under-Display Camera)を搭載した世界初のスマートフォン「ZTE Axon 20 5G」を2020年9月1日に発表することを明らかにしました。
これまで、ディスプレイの画面占有率を高めるために、ポップアップ式インカメラ、パンチホール式インカメラなどが採用されてきました。
それぞれ一長一短の特徴があり、完全なるソリューションとは言えませんでしたが、画面下インカメラの技術でこの論争の終止符を打つかもしれません。
(※ポップアップ式インカメラはフルスクリーンですが、昇降機構が筐体内部のスペースを圧迫し、5Gモデムを内蔵するようになった2020年のスマートフォンには相性が良くありませんでした。)
しかし、懸念事項も。
透過率の高いパネルを採用することで、ディスプレイ下のインカメラに光が届くようにしていますが撮影した写真の画質は如何なものか。
画面下インカメラが透けて見えてしまい、ディスプレイの描画を妨げるものにならないか。などなど。
こうした問題をZTEが解決できたのかどうか注目です。
中国認証機関 TENAAに登録されたデータベースによると、ZTE Axon 20 5Gは筐体サイズ 172.1×77.9×7.9 mm、重量は198g
解像度2460 x 1080の6.92インチOLEDディスプレイを搭載し、バッテリー容量は4120mAh、インカメラは3200万画素。
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