コストパフォーマンスの優れたミドルレンジスマートフォンとして人気の高いRedmi Kシリーズに、新たなラインナップが追加されるかもしれません。
Xiaomiは2020年に入ってから、Redmi K30 4G、Redmi K30 5G、Redmi K30 Pro、Redmi K30 5G Extreme Edition、およびRedmi K30iと相次いでRedmi K30シリーズを発表しましたが、ここにきてさらにもう一つの機種の存在がリークされました。。
XDA-Developersのメンバーkacskrzによれば、最新のMIUI 12のソースコード上に、コードネーム”Cezanne”とされる未発表機種に関する言及が発見されました。Redmi K30 Ultraとして発表されるとみられています。
またソースコードから、Redmi K30 Ultraとみられる機種の主なスペックも明らかになりました。
・MediaTekのチップセットを採用
kacskrzのレポートによれば、Redmi K30 Ultraは、Redmi Kシリーズで初めてMediaTek製のSoCを採用することになります。
詳細なモデルについては明らかにされていませんが、Redmi K30 Ultraという名称から、MediaTek製SoCとしては最も高性能なDimensity 1000またはDimensity 1000+が搭載される可能性が高いと考えられます。
・インカメラはポップアップ式、リアカメラはクアッドレンズ
同レポートによれば、Redmi K30 Ultraはインカメラにポップアップ機構、リアカメラにクアッドレンズを採用します。
リアカメラのメインセンサーにはSony IMX686が採用され64MPになるとみられます。
・144HzのLCDディスプレイを搭載
Redmi K30 Ultraは144Hzの高リフレッシュレートのディスプレイを搭載するとみられています。
ポップアップ式インカメラを採用することからノッチは存在せず、全画面144Hzディスプレイが搭載されることになれば、ゲームにも最適な端末となります。
5月19日に、リーカーのDisital Chat StationはWeiboにて、Xiaomiが144HzのLCDディスプレイとMediaTek Dimensity 1000+を搭載したスマートフォンを開発中であるという内容の投稿をしました。
今回のRedmi K30 Ultraに関するリークは、上記の特徴とかなり酷似していますが、XDA-Developersによれば、現状では2つのレポートが直接関連しているという証拠はありません。
とはいえ、同時期にほぼ同スペックの機種を同じシリーズから発表するとは考えにくいため、これらのレポートが同機種を指す可能性は高いと考えられます。
iQOOが7月中に発表を行う「iQOO Z1x」と競合することが予想でき、価格もそれなりに期待ができそうです。
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