Xiaomiは5月31日、新たなHyperCharge急速充電技術を発表しました。この充電技術にて200W有線と120Wワイヤレスの急速充電に対応するとしています。
同社は新技術に発表に合わせて、既に製品化を進めていることを示すかのように実際に同社のスマートフォンを200W有線および200W無線で急速充電を行う動画を公開しています。
この動画で充電されるスマートフォンは「Mi 11 Pro 魔改版(custom build)」でバッテリーは4,000mAhです。
名前の通り、実際にこの技術が搭載されるスマートフォンを表しているのではなく、既に発売済みの「Mi 11 Pro」をこの実験のために特別にカスタムしたものとなります。
200W有線では0%の状態からわずか44秒で10%、3分で50%、そして8分で100%まで充電することが可能なようです。
120Wワイヤレス充電では、0%の状態から1分で10%、7分で50%、15分で100%まで充電することが可能なようです。
これまでの最速は、120W有線および80W無線でした。これをXiaomiのHyperCharge急速充電技術では大きく上回ることとなります。
これまでの120W急速充電ですら、驚きの速さでしたので200Wの速さは規格外といって良いでしょう。
Xiaomiの120W有線充電対応の「Mi 10 Ultra」は4,500mAhを搭載し、メーカー公表で23分で満充電することが可能としています。編集部による実機測定では27分57秒でした。
電池持ちなどを懸念する声もありましたが、下記の実機レビューにて「Galaxy S20+」や「OPPO Find X2 Pro」よりも非常に優れたバッテリー持ちであることが検証済みです。(バッテリーの劣化には懸念が残りますが、、、)
そのため、現時点でこそ実現可能性に疑問が残る200W有線および120W無線の急速充電ですが、個人的には非常に期待してしまします。
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