vivoは、Android 12ベースのカスタムROM「OriginOS Ocean」を12月9日に発表することを正式にアナウンスしました。
GoogleのAndroid 12の発表に伴い、各メーカーはカスタムROMの次期バージョンの発表を進めています。Xiaomiは「MIUI 13」、Samsungは「One UI 4」、OPPOは「ColorOS 12」のように、ナンバリングでバージョンを示すメーカーが多い中、vivoはナンバリングを用いず「OriginOS Ocean」として発表します。
公式Weiboアカウントが投稿したティーザー画像によると、「OriginOS Ocean」 は初代Origin OSと同様にウィジェットとホームランチャーの自由度の高さが強みとなる模様です。
また、今まで以上にAppleの「iOS 15」を彷彿させるようなUIとなっています。
12月9日に発表される「OriginOS Ocean」ですが、 既にクローズドベータ版の提供が開始されており、以下のスマートフォン(中国版)が対象となっています。
- vivo X70 Pro+
- vivo X70 Pro
- vivo X70
- vivo X60 Pro+
- vivo X60t Pro+
- vivo X60 Pro
- vivo X60
- vivo S10 Pro
- vivo S10
- vivo S9
- vivo iQOO 8 Pro
- vivo iQOO 8
- vivo iQOO 7
Origin OSの発表以降、新機種へはOrigin OSがプリインストールされるのは当然として、既存機種へも「Funtouch OS」から「Origin OS」へ変更するアップデートを実施していました。
Origin OSは、Appleの「iOS」を彷彿とさせるUIを採用しながら、Androidのカスタマイズ性を引き継いだカスタムROMとなっており、ホーム画面の自由度の高さが特徴となっています。
昨年より提供が開始されたばかりの歴史の浅いOrigin OSですが、2年目を迎える「OriginOS Ocean」にて完成度がどれほど高まるか注目です。