
中国スマートフォンメーカーのUnihertz(ユニハーツ)は、QWERTYキーボードを搭載したAndroidスマートフォン「Unihertz Titan Slim」のクラウドファンディングを開始することを発表しました

同社は、2019年に「Titan」、2021年に「Titan Pocket」と物理QWERTYキーボードを搭載する製品を展開してきましたが、いずれもほぼ正方形のディスプレイを搭載しており、昨今の縦長ディスプレイに標準化されたアプリを利用するには、やや難がありました。
しかし、新型の「Titan Slim」は、同社がこれまでTitanシリーズで見せてきた筐体デザインのタフネスぽっさと正方形ディスプレイが廃止されており、より洗練された印象を受けます。
物理QWERTYキーボード搭載と言えば、今年2月にBlackBerryのライセンスを有するOnwardMobility社が、2022年中に発売予定としていた5G対応の新型BlackBerryのプロジェクトを中止すると発表したことが思い浮かびます。
一時は復活するかと思いきや、「幻」に終わってしまったBlackBerry。メーカーこそ異なるものの物理QWERTYキーボード搭載のDNAを引き継いだ「Titan Slim」が登場することはBlackBerryファンによって救いの手となるかもしれません。

同社は、昨年 日本市場でも、画面サイズ3インチでFeliCa(おサイフケータイ)に対応する、世界最小のFeliCa搭載スマホ「Jelly 2」を発表し、BIGLOBEモバイルやOCNモバイルONE等のMVNOや家電量販店にて取り扱いが行われています。
物理QWERTYキーボード搭載の「Titan Slim」も間もなく製品発表が行われ、Kickstarterにてクラウドファンディングが開始される予定です。