Samsungのスマートフォンの中でもメインストリームは「Galaxy S」シリーズと言えるでしょう。
日本国内でも最新モデル「Galaxy S21」シリーズが発売されたばかりですが、おそらく1年後に発売されるであろう次期「Galaxy S22」シリーズにも「深度測位に3DToFカメラは採用しなくなる」や「オリンパスと協業してカメラ機能を大幅ブラッシュアップする」といった次期モデル開発に向けて複数の噂が関係者筋の情報として流されています。
今回、米メディアPhoneArenaがもたらした情報によると「Galaxy S22」シリーズに採用されるカメラには飛びぬけた高画素カメラが採用される可能性あるそうです。
かつてデジタルカメラ開発で各メーカーがしのぎ削って見せたような高画素化競争が勃発するのでしょうか。
Samsungが3月にTwitter上に展開していたティザー広告から2億画素となる「200MP」イメージセンサーがリリースされることが読み取れます。
また既に発表済みのSamsungの最新のフラグシップ向けチップセット「Exynos2100」でも2億画素のイメージセンサーをサポートするとされています。
それぞれ単発の情報には「Galaxy S22」シリーズについて触れられいませんが、PhoneArenaではこれらの情報とWeibo上で行われているリーカーのやりとりから「Galaxy S22」シリーズでは2億画素の高画素カメラを採用する可能性があると報じています。
噂されているオリンパスとの協業開発の状況によっても変わってくると思われますが、自社の最新チップセット、最新イメージセンサーをメインストリームのフラグシップモデルに採用しない理由はほとんど考えられないでしょう。
となると、200MPのイメージセンサーを採用した最初のモデルになるかどうかはともかく「Galaxy S22」シリーズに200MPイメージセンサーを採用する可能性は高いと考えられます。
1億画素という高画素カメラを採用したスマートフォンが登場した際に文字通り画素数の桁が変わって驚いたものですが、早くもその1億画素の2倍となるイメージセンサーを採用するモデルの噂が出てくるとは。
そんな桁違いの高画素をユーザー側は扱いきれるのだろうかという疑問もありますが、そのままの画素数で使用するのではなく、複数の画素を組み合わせて画像をつくる「ピクセルビニング」技術とセットにすることで高画素を効果的に使用する可能性もあります。
リーク情報を含めて今後の発表に注目していく必要があるでしょう。
