日本国内でauの独占という形でSamsungの5Gエントリーモデル「Galaxy A32 5G」が発表されたばかりですが、ミドルレンジクラスのGalaxyシリーズもその姿を明らかにしだしています。
ドイツメディアWinFuture.deからミドルレンジクラスの「Galaxy A52 4G」と「Galaxy A52 5G」の詳細スペックのリーク情報が報じられています。
エントリークラスにも5G対応機種のラインアップがそろい始めていることから、今後ミドルレンジ以上のクラスでは4Gスマートフォンの新しい機種は減ってくる可能性もありますが、少なくともSamsungの次期ミドルレンジモデル「Galaxy A52」では、同一モデルを4G対応機種と5G対応機種の両面でリリースするようです。
型番が同じモデルであるため、サイズや基本的なスペックは同じものとなりますが、4Gと5Gの電波への対応の違いからチップセットは、「Galaxy A52 4G」が「Snapdragon 720G」、「Galaxy A52 5G」が「Snapdragon 750G」と異なるチップセットになるようです。
また価格は、5G対応の「Galaxy A52 5G」の方が1万円ほど高くなるため、5G対応を必要とするかどうかでどちらを選ぶかが決まりそうです。
エントリーモデルとして発表された「Galaxy A32 5G」ほど価格に対するインパクトはありませんが、SoC・メモリ・ディスプレイ解像度・カメラ性能といったほぼすべての項目が「Galaxy A32 5G」に対する上位互換となっているため、「Galaxy A32 5G」では性能的に不満が出そうな方には「Galaxy A52」が魅力的に映るでしょう。
現時点では、グローバルでの発表スケジュール明らかにされていないため、日本国内への投入予定も全くわからない状態です。
しかし、既にエントリーモデルの「Galaxy A32 5G」が国内での発売が決定済みとなっているため、ミドルレンジをカバーする「Galaxy A52」が発売される可能性はそれなりに高いのではないでしょうか。
中でも同じようにGalaxyシリーズを取り扱っているのに、エントリーモデルの「Galaxy A32 5G」でauに独占という形で先行されたdocomoにとっては確保したい機種になる可能性が高いのではないでしょうか。
発表とあわせて国内での取り扱い有無の動向についても要注目となる機種と言えます。
4Gと5Gで違いのあるスペックと共通するスペックのリーク情報を下記表にまとめましたのでどういう機種になるか把握するための参考にしてください。
モデル名 | Galaxy A52 4G | Galaxy A52 5G |
価格 | 349ユーロ (約44,500円) | 429ユーロ (約54,800円) |
CPU | Snapdragon 720G | Snapdragon 750G |
価格帯、SoC以外の共通したスペックは以下の通りです。
OS | Android11 |
発売日 | 不明 |
サイズ | 縦:159.9mm 横:75.1mm 厚さ:8.4mm |
重さ | 187g |
ディスプレイ | 6.5インチSuperAMOLED 2400×1080ピクセル(405ppi) |
メインカメラ | クアッドカメラ 6400万画素(広角) 800万画素(超広角) 500万画素(マクロ) 200万画素(深度測位) |
フロントカメラ | シングルカメラ 3200万画素 |
メモリ | 6GB・8GB |
ストレージ | 128GB・256GB |
バッテリー | 4500mAh |
Wi-Fi | 不明 |
Bluetooth | 5.x |
生体認証 | ディスプレイ内指紋認証 |
防水防塵 | IP67(防塵・防水) |
接続端子 | USB type-C |
カラーバリエーション | ブラック・ホワイト・ブルー・ラベンダー |