中国メーカー OPPOは9月14日、Android 11ベースのカスタムOS「ColorOS 11」を正式発表しました。
ColorOS 11の新機能・追加点
常時表示機能の強化
ColorOS 11にてAlways-on Display(常時表示機能)が強化!日本ではColor OS 5.2以上を搭載する端末で「スクリーンロック」という名称で提供されていたスリープ中に時刻を表示させる機能です。
今回のアップデートによりアニメーションでの常時表示、ユーザーがパターンや色を自由にカスタマイズできる機能が追加されました。
OPPO Sansの導入
OPPOは、ColorOS 11にて新たに「OPPO Sans」をリリースOPPO SansとはOPPOが独自にデザインしたフォントの名称であり、形状をより簡素化しつつエレガントさを保ったモダンで近未来的なフォントと説明されています。
OPPO Sansはスマホメーカー OPPOが開発したこともあり、ピクセル数がモバイル端末に最適化されており、目が疲れにくくなっているとのこと。
また、11カ国語をサポートするグローバルフォントとして位置付けられており、商用利用でも完全無料で公開されています。
OPPO SansはColorOS 11にて適用されるとのこと。
カスタムOSの発表会での独自フォントのリリースは驚きました。
ダークモードの強化
ダークモードでは暗さの強度を3段階から選択できるように。また、日の出や日の入りの時間に応じてダークモードの切り替えにも対応。
OPPO Relaxの環境音追加
OPPOのプリインストールアプリに「OPPO Relax」があります。(※海外版だけでなくOPPO Reno3 A(ColorsOS 7.1)にもプリインストールされていました。 )
このアプリは、コーヒーショップやお寺などのリラックスできる環境音を鳴らしてくれるアプリですが、環境音が大幅に追加されました。
「Tokyo」の音というのもありました。。。
Googleと共同開発のジェスチャー翻訳機能
OPPOがGoogleと共同開発したジェスチャー翻訳機能を発表3本指ジェスチャーでスクリーンショットを撮ると、コンテンツ内のテキストをアプリを閉じることなく任意の言語に即座に翻訳してくれます。
新機能 FlexDrop
ColorOS 7.2にて導入された「Quick Return Bubble」ですが、ColorOS 11にて新たに「FlexDrop」が導入されました。この機能により、アプリのサイズをフローティングウィンドウまたは、さらに小さなミニウィンドウに変更して、マルチタスクを容易にすることができます。
ColorOS 11の配信スケジュールと対象端末
OPPOは、ColorOS 11の配信スケジュールおよび対象端末を明らかにしています。9月14日よりFind X2シリーズにて先行配信し、2020年中にReno3シリーズ、Reno 4シリーズ、F11シリーズなどに配信。
その後、2021年にReno 10X ZoomやA5 2020などに順次配信されます。
OPPOが公開したColorOS 11の対象端末は計28機種
しかし、これらはグローバル向けのスケジュールとなっています。
Color OS 11の日本国内向け配信は?
上記28機種の内、日本国内向けに発売されている端末は以下の通り。- OPPO Find X2 Pro
- OPPO Reno3 Pro
- OPPO Reno 10X Zoom
- OPPO A5 2020
また、当たり前ですが国内向けSIMフリーとして人気を博した「OPPO Reno A」や「OPPO Reno3 A」の名前は挙がっていませんね。
OPPO Japanはアップデートに消極的なイメージがありますが、できるだけ早期のColorOS 11への国内向けアップデートに期待したいですね。