「Sペン」という「スタイラス機能」を独自の味付けにより次々と進化させる「Galaxy Note」シリーズを擁するSamsungに対抗するようにライバルメーカーもスタイラス付スマートフォンの新機種の開発に向けて進んでいるようです。
先日のLGエレクトロニクスの「LG Stylo 7」に続き、著名なリーカーである@OnLeaksことSteve Hemmerstoffer氏がMotorolaのスタイラス付きスマートフォン「Moto G Stylus」の新機種のレンダリング画像と情報を明らかにしました。
Motorolaの「Moto G Stylus」はSamsungの「Galaxy Note」シリーズと異なり、LGエレクトロニクスの「LG Stylo」シリーズと同じようなミドルレンジクラスのスタイラス付きスマートフォンで、現行機種は日本国内では未発売ですが、昨年の春にグローバルで発売されています。
レンダリング画像とあわせてリークされている情報から判明しているスペック情報では、2021年版の「Moto G Stylus」も引き続きミドルレンジクラスとなりますが、カメラ機能がトリプルカメラからクアッドカメラ搭載に増強され、スタイラスを活かすディスプレイを6.81インチにサイズアップするようです。
また、ディスプレイのサイズアップに伴い、本体サイズも大きくサイズアップすることになり、高さはSamsungの「Galaxy Note 20 Ultra」の「164.8mm」を上回るサイズになるとのことです。
ミドルレンジクラスといっても、「Snapdragon 675」は性能の低いSoCではないため、クアッドカメラと大画面ディスプレイ、ストレージも128GBと十分な容量を確保しているため、価格次第ではGalaxy Noteシリーズを十分脅かせるモデルになる可能性があります。
あとは、日本国内での発売にMotorolaが舵を切ってくれるかどうかというところが非常に気になるところです。
参考までに「Moto G Stylus」の現行機種と2021年版新モデルのリーク情報を下記にまとめておきます。
高さがかなりサイズアップしていることと、判明していない重さが気になるところですが、なかなか魅力的なスペックと言えるのではないでしょうか。
Moto G Stylus (2021年版) | Moto G Stylus (現行機種) | |
国内販売 (発売時期) | 未定 | 未発売 (2020年4月) |
サイズ | 縦:169.6mm 横:73.7mm 厚さ:8.8mm | 縦:158.55mm 横:75.8mm 厚さ:9.2mm |
重さ | (不明) | 192g |
ディスプレイ | 6.81インチ | 6.4インチ 2300×1080ピクセル |
メイン カメラ | クアッドカメラ 4800万画素 800万画素 200万画素 500万画素 | トリプルカメラ 4800万画素 200万画素 1600万画素 |
フロント カメラ | シングルカメラ 1600万画素 | シングルカメラ 1600万画素 |
CPU | Snapdragon 675 | Snapdragon 665 |
メモリ | 4GB | 4GB |
ストレージ | 128GB | 128GB |
バッテリー | 4000mAh | 4000mAh |
生体認証 | 指紋認証(背面) | 指紋認証(背面) |
発売時OS | (不明) | Android10 |