モトローラは、Snapdragon 8 Gen 1を搭載した最新フラグシップスマートフォン「moto edge X30」を12月9日に発表することを既にアナウンスしていますが、新たに同端末に画面下インカメラが搭載されることが公式よる明らかにされました。
新製品発表会の開催まであと数日に迫った12月7日、モトローラは新たなティーザー画像やティーザー動画を相次いで公開しました。
その1つが、スマートフォンのディスプレイをビリヤード台に、パンチホールを的球(まとだま)に見立てて、手玉(てだま)で的球を打ち抜く動画です。
これは、昨今のスマートフォンでは一般的となっているパンチホールの採用を打破することを揶揄したモトローラの粋な演出であることが伺えます。
そして、モトローラのゼネラルマネージャーであるChen Jin氏もWeiboにて以下のような投稿を行いました。
「アンダースクリーンカメラ技術が業界にとって依然として先進的な選択であることは間違いありませんが、この機能に対するユーザーの需要とフィードバックも急激に増えています。そして、今回は必要なことは何でもすることにしました。moto edge X30には特別版が存在します。これはSnapdragon 8 Gen 1を搭載した世界初の画面下インカメラとなります。搭載される6000万画素インカメラの画質は決して劣化しません。12月9日までお待ち下さい。」
さらに、画面下インカメラを備える「moto edge X30」の特別版と見られる実際の写真まで公開されています。
どこよりも早くSnapdragon 8 Gen 1を搭載するフラグシップ機を発表するだけでなく、画面下インカメラの搭載まで実現させるとは、今年のモトローラは例年よりも気合いがひと味もふた味も違うように感じます。
Chen Jin氏の発言通り、画面下インカメラを搭載する「moto edge X30」は特別版であり、通常版はパンチホールが採用されるものとみられます。また、通常版および特別版の両方が12月9日に発表されることも明らかになっていいます。
Snapdragon 8 Gen 1の発表に際してXiaomiは「Xiaomi 12シリーズがSnapdragon 8 Gen 1を搭載する世界で最初のスマートフォンになる。」と明言したものの、モトローラに先を越される始末に。さらに、「Xiaomi MIX 4」にて実現した画面下インカメラの搭載までもモトローラに実現されることとなりました。
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