モトローラのフラグシップ機「motorola edge 30 Pro」が技適を取得したことが明らかになり、日本発売が概ね確定的となりました。
総務省は、電波利用ホームページにて「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」を更新し、新たにMotorola Mobilityの「XT2201-1」(認証番号:202-SMJ115)が1月5日付けで技適を取得したことを明らかにしました。
申請は総務省が登録外国適合性評価機関として登録している認証機関 CTC advancedです。
登録外国適合性評価機関は相互承認協定(MRA)により総務省が日本向けの認証を行うことができる機関として定めているもので、「XT2201-1」(認証番号:202-SMJ115)が電波法および電気通信事業法の規定に基づく認証(技適)を取得したことを意味します。
では、技適を取得した未発表製品「XT2201-1」とはどんなスマートフォンなのでしょうか。
タイの認証機関「NBTC(National Broadcasting and Telecommunications Commission)」のデータベースによると、同端末は、「motorola edge 30 Pro」であることが分かります。
ただし、現時点ではモトローラより「motorola edge 30 Pro」なるスマートフォンは発表されておらず、未発表の製品となります。
一方、モトローラが昨年12月に中国市場向けに発表した同社最新のフラグシップ機「moto egde X30」がグローバル市場にて「motorola edge 30 Pro」として発表されると以前よりリーク情報が伝えられています。
それを裏付けるようにモデル番号の法則が示されています。
中国市場で発表された「moto egde X30」のモデル番号は「XT2201-2」
日本で技適を取得した「motorola edge 30 Pro」と見られるスマートフォンのモデル番号は「XT2201-1」です。
「XT2201-○」のように末尾の数字が発売される市場を示していると見られており、「moto egde X30」のグローバル版が「motorola edge 30 Pro」であるという根拠になっています。
なお、「moto egde X30」はQualcommの最新チップ Snapdragon 8 Gen 1を搭載し、メーカー公表のAntutuベンチマークスコア(v9)は1,061,361点!
画面は、6.7インチの有機ELディスプレイを採用し、144Hzのリフレッシュレートに対応。
カメラは5000万画素メイン(OV50A / OIS)、5000万画素の超広角、そして200万画素の深度のトリプルカメラを搭載。
バッテリー容量は5,000mAhで、68Wの急速充電に対応します。
「motorola edge 30 Pro」のスペックは「moto egde X30」のスペックとほぼ同等となりますが、指紋認証センサーが側面から画面内へ変更され、筐体デザインが一部変更される可能性があるとしています。
「moto egde X30」の中国市場での価格は、8GB+128GBモデルが3,199人民元(約58,000円)
その他のSnapdragon 8 Gen 1搭載機の中でも最安の価格であり、グローバル版「motorola edge 30 Pro」の日本発売は大きなインパクトを与えることでしょう。
モトローラは昨年10月に日本市場にて「motorola edge 20」と「motorola edge 20 fusion」をSIMフリーモデル(公開市場向け)として発売しており、「motorola edge 30 Pro」も同様にSIMフリーモデル(公開市場向け)として発売されることに期待したいです。
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