先日、日本でも大々的に報道されたHUAWEIの一時的ライセンス(TGL)の失効。
ライセンス失効の事実のみは確かですが、この報道が過熱し「禁輸措置前のHUAWEI端末(キャリアで発売されたHUAWEI P30 Proなどを含む)でもGoogleが使えなくなる」との憶測が飛び交いました。
一時、日本のTwitterトレンドでなってしまうほど、、、
しかし、HUAWEIは既存端末に影響がないことを公式に発表。
したがって、GoogleがプリインストールされているHuaweiおよびHonorのスマートフォンには、引き続きソフトウェアアップデートが提供されます。
HUAWEIの声明は以下の通り。
「オープンソースコミュニティの力と独自の高度なR&D機能のおかげで、お客様はソフトウェアの更新とサービスを継続して受け取ることができます」
「Google Playが標準でインストールされているスマートフォンの場合、Google Playからダウンロードされたすべてのアプリと他のGoogleアプリは引き続きアップデートを受信します。Google Playが付属していないスマートフォンの場合、新しいアプリとアップデートは、プリインストールされているHUAWEI AppGalleryで管理できます。」
つまり、出荷時の段階でGoogleサービス(GMS)がインストールされている端末については何の問題もありません。
今後も安心してHUAWEI端末でGMSを使用することができます。
また、2020年8月18日、ヨーロッパ版HUAWEI P40シリーズで2020年8月のAndroidセキュリティパッチが配信されています。
つまり、ライセンス失効後のGMS非搭載端末(HMSとAppGalleryでのみ動作するHUAWEI端末)でもAndroidセキュリティパッチが配信されるという事実も確認できています。
米国商務省やGoogle側からの正式な声明はありませんが、ひとまず安心ですね。
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