発売が数ヶ月後となったHuaweiのMate 40 Proについて、新たなレンダリング画像が公開されました。
レンダリング画像は、リーカーSteve Hemmerstoffer氏が海外メディア Pricebabaに提供したものです。
公開されたレンダリング画像で、Mate 40 Proは曲面ディスプレイを採用しており、前面にはパンチホールディスプレイが採用されています。
昨年発売されたMate 30シリーズでは前面にノッチ型ディスプレイを採用していましたが、今回新たに発売されるMate 40 Proではパンチホールディスプレイを採用し、今年の6月に国内でも発売開始されたHuawei P40 Proによく似たデザインとなっています。
このことからMate 40 Proでは赤外線センサーを搭載している可能性が高く、暗闇でも精度の高い顔認証ができる可能性があります。
Steve Hemmerstoffer氏によると、Mate 40 Proの画面のサイズは約6.7インチで、ディスプレイ内指紋認証も搭載されるらしいので、Mate 40 Proも、前回モデルやP40 シリーズに引き続き「指紋認証」と「顔認証」の2つの生体認証の方法を搭載していると考えられます。
また、公開されたレンダリング画像では、筐体の側面に物理式の電源ボタンと音量ボタンを搭載しており、HuaweiはMate 30 Proに採用していた感圧式センサーでの操作を廃止するのではないかと予想されています。
背面にはMate 30シリーズを思わせる丸型のカメラデザインを採用しており、望遠を含むクワッドカメラで構成されると噂されています。
今回公開されたレンダリング画像の中でも特に注目するべきなのはベゼルの薄さです。
Mate 30 Proでは側面のベゼルを極限まで薄くするために「ウルトラカーブディスプレイ」を搭載していましたが、今回のMate 40 Proでもそのデザインを引き継ぐようです。
先日のリークによりHuawei Mate 40 Proは、国際版に限りSoCにMediaTekの”Dimensity 1000+”を搭載するともいわれており、少しずつその実態がわかってきています。
一方で、Huaweiといえば米中の関係の悪化によりGoogleサービスが使えないことも忘れてはいけない問題です。Huawei Mate 40シリーズも、Mate 30シリーズや P40シリーズと同様に「Googleサービスなし」の状態で出てくることが予想されています。HuaweiはHMSの開発も進めているので、ソフトウェアの折り合いもどうなるのか注目です。
Huaweiは2020年第2四半期に世界1位になったメーカーです。
そんな同社の最上位機種 Mate 40シリーズは間違いなく、最高峰の仕上がりで出てくるでしょう。
最高のメーカーが作る最高のスマートフォンに今後も注目です。
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