米Googleは11月19日(現地時間)、Appleの「iOS」「iPadOS」向けの新しいウィジェットを発表しました。
今後数日以内に「Gmail」「Googleドライブ」「Google Fit」のウィジェットが追加されます。
Appleは「iOS 14」「iPadOS 14」よりホーム画面に自由にウィジェットを配置できる機能を提供しています。
このウィジェットは、アプリ提供側でリリースする必要があり、Googleは既に「Googleフォト」「Youtube Music」「Google」の3つのウィジェットをリリース済みで今回、新たに3つが提供されます。
Gmailのウィジェットは、メールBOX内検索、新規メール作成、未読メールの3つのボタンで構成
Googleドライブのウィジェットは、ドライブ内検索、直近で開いたファイルへのクイックアクセス2つの計3つのボタンで構成
Google Fitのウィジェットは、Heart Points(強めの運動)とSteps(歩数)が表示され、ホーム画面からアクティビティを確認することができます。
Googleカレンダーのウィジェットは、まだ提供されませんが今回の発表と同時にデザインが明らかになりました。
当日の予定を表示することが可能。
加えて、Chromeのウィジェットも近日公開することも発表
検索やシークレット検索、音声検索、QRコードスキャンが可能です。
Google カレンダーやChromeのウィジェットは2021年初めに提供予定とのこと。
(※iOS版のChromeベータ版をお持ちの場合は、執筆時点でChromeウィジェットの追加が可能なことを確認済み。)
筆者のiPhone 12 miniのiOS14.2.1で確認したところ、GmailとGoogle Fitのウィジェットのリリースを確認済みです。
ただし、執筆時点(11月22日21時)ではGoogleドライブのウィジェットのリリースは確認できていません。
今後、数日以内にリリースされることでしょう。
iOS 14では、デフォルトブラウザをChromeに変更可能としたり、ウィジェットを追加したりと拡張性が広がりつつあります。
ただし、iOS版のウィジェットにはAndroid版と比較して成約がまだあるのも事実です。
Apple開発者ガイドラインのウィジェットの項目を確認すると、Android開発者ガイドラインと比較して、ウィジェット上で実装可能な機能に制限があります。
例えば、Android版のGmailウィジェットの場合、ウィジェット上でスクロールすることが可能です。
しかし、iOS版の場合はApple開発者ガイドラインを見る限りOS側がスクロールなどのインタラクティブな機能を提供していません。
iOSはウィジェット機能をリリースして間もないため、今後のアップデートでより柔軟なカスタマイズが可能となることを期待したいです。
source(1)