AnTuTu ベンチマークを提供するAnTuTuが8月1日に新バージョンとなるAnTuTu Benchmark v8をリリースすると発表しました。
大きな変更点として、v7では本体アプリと3Dスコア計測用アプリとで別々に分かれていましたが、v8では統合されます。
Vulkan APIを利用したGPU性能の計測を追加し、より正確なベンチマークスコアを計測することが可能になるとのこと。
さらに、同じモデルの端末でもRAMやROMの容量の違いによってスコアが調整されるようになります。
また、内蔵ストレージのI/O性能ではフラッシュメモリが持っているパフォーマンスだけでなくベンダーによる最適化も計測可能になるようです。
One Plus 7 ProやASUS ROG Phone Ⅱが採用している高リフレッシュレート環境にも対応
上記の画像はASUS ROG Phone Ⅱのベンチマークスコアで、左から60Hz/90Hz/120Hzになります。
スコアを見ると分かるようにリフレッシュレートが高くなるほどUX性能が上昇しています。
最後にアプリにおけるインターフェイスについてですが、大きな変更点は無いようです。
v6からv7への変更の際は、インターフェイスが大きく変わりましたがv8では基本的にv7を引き継いでいます。
あえて変更点を挙げるとしたら、最初のページが直感的に選択できるようになったくらいです。
AnTuTu Benchmark v8は8月1日より中国でリリースされますが、Google Play Storeに追加され日本でも使用できるようになるには少し時間がかかりそうです。
ただ、8月1日以降に中国で発表されるAnTuTuスコアは最新バージョンであるということを頭に留めておくと良いでしょう。
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