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【2021年3月】Androidスマホ Antutuランキングが発表!SSD搭載でRAID構成のBlack Shark 4 Proが圧倒


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スマートフォンのベンチマークを測定するソフトウェアを提供するAntutuは、2020年1月度のベンチマークランキングを発表しました。

2021年3月1日から3月31日の1ヶ月間に収集されたデータの内、各端末の上位1,000のスコアから算出した平均スコアが比較対象とされています。
また、Antutuのスコアは端末のメモリとストレージ容量・性能が加味されますが、それぞれ最上位の構成が優先されています。計測スコアはAntutu V8です。

2月のランキングでは、Kirin 9000を搭載する「HUAWEI Mate 40 Pro」やSnapdragon 870を搭載する「Redmi K40」がTOP10にランクインしていましたが、Qualcommの最新ハイエンドSoC「Snapdragon 888」の発表から3ヶ月ほど経ち、TOP10に位置するスマートフォンは全て同SoCを搭載する端末に。

1位を獲得したのは、「Black Shark 4 Pro」の765,579点
Black Shark 4 Proは、SoCがSnapdragon 888、メモリがLPDDR5、ストレージはUFS 3.1 + SSDの構成。
これまでのハイエンドスマートフォンは次世代ストレージ規格の「UFS 3.1」を搭載するのが一般的でしたが、同端末はスマートフォンとして世界初となるUFS 3.1に加えてSSDを搭載することでRAID構成を実現

同社は、読み込みが55%、書き込みが69%向上すると発表会にて明らかにしていましたが、Antutuもこれを大きく評価しています。
Antutuによると、メモリやストレージのスコアを表す「MEMスコア」で他のUFS 3.1のみを搭載するフラグシップ機を大きく差を付けているとしています。

続いてミドルレンジ部門。

3月に多くのフラグシップ機が発表された一方、ミドルレンジ機はほとんど発表されませんでした。そのため、3月のランキングは2月と全く同じ結果となっています。
やはり、MediaTek製 Dimensity 820の一強が続いています。

逆に、TOP10にランクインしている端末のSoCはDimensity 820、Kirin 985、Kirin 820のみでハイエンド部門ではランキングを席巻していたQualcommのミドルレンジSoCは見る影もありません。

余談ですが、realmeが3月4日に発表した「realme GT」はAntutuにより不正行為の指摘で今回のランキングからは除外されています。
同端末が発表会で明らかにしたAntutuスコアは約77万点であり、今回1位を獲得した「Black Shark 4 Pro」をも上回るものでした。

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